HIV・エイズ

HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染して起こる病気。HIVは、血液、精液、腟分泌液に多く含まれていて、感染源となり、粘膜や目に見えない傷から感染する。主な感染経路は、性行為、母子感染、注射器の回し打ちなど血液を介しての感染の3つ。性行為以外の日常的な接触での感染や空気感染、食物からの感染はない。
【主な症状】はじめは、ほとんど無症状で経過するが、免疫力が落ちてくると、微熱が続き、下痢、倦怠感(けんたいかん)、体重減少などいろいろな症状が出てきます。病気が進行すると抵抗力が弱まり、健康な時なら心配のないウイルス、細菌、カビなどの病原菌でも、いろいろな病気が起こるようになる。この状態をエイズ(AIDS)という。
【潜伏期間】数か月〜10年
【治療】HIVを完全に消滅させる薬はないが、治療により、エイズの発病を遅らせたり、症状を軽くすることができるので、早期に発見し、医師の指示に従って治療することが大切。保健所や医療機関で血液検査(HIV抗体検査)を行っているが、感染してから抗体ができるまで6〜8週間くらいかかるので、感染の有無を正しく判断するため、検査は感染したと思われる時から3か月以降に受けること。
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